猫が抱っこを嫌がる理由と、嫌われない抱き方

「抱っこが好きな猫」と「苦手な猫」がいます。苦手なのは嫌われているからではなく、猫にとって抱っこが自由を奪われる姿勢だからです。
嫌がる主な理由
- 逃げられない 猫は退路が断たれる状況を嫌います
- 持ち上げられる恐怖 足が地面から離れると不安になります
- 過去の経験 抱っこ=病院・爪切りと結びついていることがあります
- 体の痛み 関節炎などで、触られ方によって痛むことがあります
抱っこ前に見るサイン
| サイン | 読み取り |
|---|---|
| しっぽを立てて近づく | 受け入れやすい状態 |
| ゴロゴロ、すりすり | 機嫌がよい |
| 耳が横に倒れる | やめたほうがよい |
| しっぽを速く振る | いらだっている |
| 体を固くする | 緊張している |
負担の少ない抱き方
- 正面からではなく、横または後ろから近づく
- 片手をお尻の下に入れ、体重を支える
- もう片方の手を前足の後ろに当て、猫の体を自分の胸に密着させる
- 足がぶらぶらしないようにする(不安の原因になります)
- 短く終える。5〜10秒から始め、猫が落ち着いていたら少しずつ伸ばす
嫌がったら、すぐに床にそっと下ろします。暴れている最中に離すと「暴れれば下ろしてもらえる」と学習するため、落ち着いた一瞬をとらえて下ろすのがコツです。
抱っこが苦手でも大丈夫
同じ部屋にいる、そばで寝る、あとをついて回る——これらも十分な信頼のサインです。抱っこの可否と、なつき具合は別のものです。
どうしても必要なとき(通院・災害時)
洗濯ネットやキャリーを使うと、猫も人も安全です。ふだんからキャリーを部屋に出し、中で寝られるようにしておくと、いざというときの負担が減ります。





