吉祥寺で行われた猫の譲渡会
先日、吉祥寺のゼノン(CAFE ZENON)というカフェの隣で行われた、猫の譲渡会に行きました。
主催はむさしの地域猫の会で、この場所で定期的に行われています。猫の譲渡は無料ですが、転売や虐待目的を防ぐため、仕事や家族構成などプライバシーにかかわる内容の告知や定期的な報告とチェックが義務付けられています。
来ていた猫は大体10匹ほど、人が多いので緊張している様子。
左の猫は、元の飼い主の影響で人間があまり好きではなくなってしまい、新しい里親を募集しています。
こちらのヨゼフ君は、甘えん坊でのんびり屋。
猫グッズも売られています。
これらの売り上げは、すべて猫たちのエサ代や手術台になるとのこと。
今回の譲渡会の告知板もありました。
このあたりでは、年間1,000頭以上が殺処分されているそう。センターで保護される理由は、飼い主が高齢だったり引っ越しで飼えなくなったり、動物の問題行動など・・・
殺処分の6割以上が子猫・・・
センターに来る猫は子猫が多く、生まれたばかりの子猫の場合は衰弱していることが多いので、収容されたその日のうちに殺処分されます。子猫は飼育に手がかかるうえ治療や維持費が高額なため、殺処分の6割以上が子猫だそうです。
そうならないためには、私たちに以下のようなことができます。
飼っている猫に不妊・去勢手術を行う
外猫にしない
生涯愛情をもって育てる
住んでいる地域の「地域猫活動」を調べてみる
野良猫と地域猫活動
上述の地域猫活動とは、野良猫を排除するのではなく、「不妊去勢手術」をし「きちんとしたエサやり」をし「トイレをつくり」地域環境をきれいに保つことで、野良猫を地域猫へと変えていこうという活動のことで、武蔵野市環境政策課との協働で、2006年9月に発足しました。
今後もこの地域猫活動で、猫によるトラブル減って不幸な命が増えないことを切に願います。