なぜ猫にワクチンを接種するのか

イエネコでも接種は必要

みゅーみゅーは基本的に室内で生活しているため、外で野良猫や虫などに接する機会はなく、なんらかの感染症になる可能性は低いです。

管理人が子供の時に飼っていた猫は放し飼いで、家の中と外を自由に行き来していましたが、特に問題もなく元気に過ごしていました。

しかし、いぬねこワクチン 伴侶動物ワクチン懇話会が、動物病院で2013年9月~2015年8月の過去2年間の感染症の発生状況について、全国600名の獣医師へアンケート調査を行ったところ、「疑いのある症例を診断した」および「抗原・抗体・PCR検査陽性などで確定診断した」の合算で、猫ウイルス性鼻気管炎(95.7%)、猫カリシウイルス感染症(83.0%)、猫伝染性腸炎(36.8%)という発生率になっていました。


調査:いぬねこワクチン 伴侶動物ワクチン懇話会
対象期間:2013年9月~2015年8月 対象:全国600名の獣医師

最低限のワクチン接種は欠かせない

こうして見ると、いくらみゅーみゅーが室内飼育とはいえ、ワクチンを接種した方が良さそうに見えます。室内猫の場合、飼い主が外へ出た時に服や持ち物にウイルスが付き、そのまま家の中へ持ってきてしまったり、お客さんが来た時ウイルスも一緒に来てしまうことがあるそうです。

今回みゅーみゅーが接種したワクチンは、上記3種混合ワクチン。大切なペットが元気に過ごせるよう、ワクチン接種は欠かせませんね。

ペットホテルも安心して使える

あと、みゅーみゅーが通っている動物病院は、旅行中など外出中にペットを預かってくれる「ペットホテル」のサービスも行っているのですが、このワクチン接種をしていないと預かることはできないとのこと。

実は、動物病院へ行く前にペットホテルの利用について電話で問い合わせてみたのですが、「ワクチンを接種していない」という理由で断られていました・・・

その時は、仕方がないのでみゅーみゅーを1人家においてしばらく外出して閉まったのですが、人間のウイルス同様、猫ウイルスも空気感染しますので、ワクチン接種はとても大切なだということが、後になってから分かりました。


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