地域猫活動とは
地域猫とは 先日投稿した【猫の譲渡会】むさしの地域猫の会(吉祥寺)では、地域猫活動について少し触れました。今回は、もう少し詳しく解説しようと思います。 地域猫とは、もともとは野良猫だった猫を、地域のボランティアや住民の人たちの協力で不妊・去 […]
【猫日記】猫のみゅーみゅーくん 猫のみゅーみゅーくんの毎日を綴っています。好きな食べ物やおもちゃ、病気になって動物病院へ行ったことも。
地域猫とは 先日投稿した【猫の譲渡会】むさしの地域猫の会(吉祥寺)では、地域猫活動について少し触れました。今回は、もう少し詳しく解説しようと思います。 地域猫とは、もともとは野良猫だった猫を、地域のボランティアや住民の人たちの協力で不妊・去 […]
猫が捕まえる動物は、小さいネズミや小鳥です。これらの小動物は大変すばしっこく、仮に人間が捕まえようとしても素手ではとても無理です。そのため、猫は祖先から何百年もの時間をかけて、これらの小動物を捕まえられるよう、とても俊敏に動けるからだと脳を持つように進化しました。
猫の寿命は15歳くらいと言われていて、日本人の平均寿命80歳と比べると、とても早いスピードで成長しています。生まれてから18か月くらいまでに人間の成人(20歳)になり、2歳で24歳、それ以降は猫の1年で人間の4歳分の年を取っていくと考えられています。
家畜化、あるいはペット化された猫の登場は4,000年~3,500年前のエジプトで、寺院の絵や芸術作品にその証拠として見られるようになりました。エジプトで猫が登場する絵は、たいてい妻の椅子の下に猫、夫の椅子の下には犬が描かれています。
2001年、地中海にあるキプロス島で、一番古いと思われるイエネコの骨が発見されました。この猫は、約9,500年前に生きていたと推測され、4,000年前のエジプトで最初のイエネコの歴史的記録が現れるもっと以前のものでした。
ネコ科の系統分岐の後半でも解説しましたが、DNA塩基配列の比較で決定された、8系統37種のネコ科動物を紹介します。
猫の起源では、ミアキスからプセウダエルルス(シェーダエルルス)まで、初期の猫の進化を見てきました。このあとネコ科が登場し、8系統37種に分かれていきます。元々、骨や化石の調査で分類していたのですが、近年のDNA解析技術によりネコ科動物の系統樹が細かいところまで明確になりました。
過去においては、イエネコはいくつかの種との混血だという意見が主流だったのですが、DNA分析してみると、イエネコの祖先はすべて中東のヤマネコであるリビアヤマネコの1種であることが判明したのです。
猫の起源は、今から約6500万前~4800万年前(暁新世から始新世中期)にかけて生息していた、ミアキス (Miacis) という体長約30㎝ほどの小型肉食獣までさかのぼります。ミアキスは、猫だけでなく犬やアシカなどを含む食肉目の祖先、あるいは祖先に近縁な動物とみられ、イタチやマングース科のフォッサに似ていたとされています。猫や犬、アシカなどの祖先が同じだったとは、驚きですね。