ペット保険を比較してみた
インターネット上のペット保険比較は細かすぎて分かりにくいなので、個人的に猫の保険についてまとめてみました。(ペット保険比較、ペット保険資料請求はこちら)
まず、種類ですが、①治療費の50~100%補償、②手術・通院・入院の段階補償、③+特約コースに分かれます。
いずれも、金額は毎月数百円から2,000円程度、0歳から年齢が上がるたびに少しずつ負担が増える仕組みで、それぞれ内容や補償額、補償回数が異なっている感じです。
タイプを大雑把に分類すると、補償額%タイプ、手術補償のみ、手術と入院、手術+軽い通院を補償、手術+重い通院も補償、すべて補償、といった具合になります。
そして、申し込むにあたって猫の健康診断やワクチン接種は原則必要なく、年齢は自己申告、全身と顔の写真を送るだけで良いのが一般的ですが、もちろん保険加入前から問題があると判明した場合は保険金が支払われない場合があります。
猫ペット保険の3タイプ分類
①治療費の50~100%補償
PS保険がこのタイプで、基本プランの50%補償、堅実プランの70%補償、充実プランの100%補償に分かれています。
100%補償とは言っても、日額や回数に限度があるため注意しましょう。
同タイプのアイペット損保(うちの子)は、月々780円からのLightコースが手術なし通院に関し補償対象外なので注意。
FPC保険は、50%と70%補償の2タイプ、いずれも手術・通院・入院をカバーしますがそのぶん月額料金が若干高めです。
②手術・通院・入院の段階補償タイプ
楽天ペット保険がこのタイプで、後発のためか料金が安く補償段階もうまくまとまっています。
手術補償(入院は条件付き)は月々460円から、他タイプは手術・通院・入院補償で免責金額に差があります。M、e、Lタイプは、免責金額が高いと自己負担が増える仕組みです。一般的に、風邪などの通常診療だと1回の支払いが数千円程度なので、Mタイプの14,000円の免責金額を上回ることはなく、この場合補償対象外ということになります。
私の経験だと、数回の風邪診察が毎回5,000円以下、血液検査で8,500円なので、SとMタイプは補償されないことになります。そこでタイプレベルを上げてみると、eタイプは血液検査が補償、Lタイプは風邪診察も補償されるという、うまい仕組みになっています。eとLタイプになると割安感はなくなるため、値段だけ見るなら手術補償のSタイプか重い病気にかかることを想定したMタイプになると思います。
最近では、日本ペット少額短期保険株式会社のように、手術代のみ補償で月々430円と価格を抑え必要最低限の補償のみにするタイプも出てきています。
③+特約コース
以上のタイプに加え、無料あるいは有料で特約を付けることができます。
飼い猫が他人や他のペットにケガをさせたり、物を壊したりして損害を与えてしまった場合に保険金を支払うペットの賠償責任特約や車イスなどの装備・装具の費用を補償する車イス補償、ペットの火葬費用など葬儀にかかる費用を支払うペット火葬費用特約など、多岐にわたっています。
各ペット保険会社のホームページにはより詳しいことが書いてありますし、資料請求するとさらに比較しやすいので、比較サイトは当てにせずまずは自分で調べてみてください。