猫の耳と感情

猫の耳と感情

猫の耳

耳の形や向きが感情で変化

猫の耳は、ただ音を聞くだけでなく、形や向きを変えることで感情も表現します。

安心しているときの耳は前を向いているのですが、弱気になっていくほど倒れ、危険な状況では耳を守るために、また、なるべく自分を小さく見せるために耳を倒します。

平静時は正面からやや外側

平静時やリラックスしているとき、耳は正面からわずかに外側を向いています。

正面から耳の裏側が少し見える程度で、力の入っていない状態です。

興味のある時は耳をピンと立てる

耳をピンと立ててまっすぐ前に向けているときは、興味のあるものに対し集中して観察しているときです。

正面からは、耳の裏側が見えないくらい、前を向いています。

警戒・怒りは耳が横を向く

耳が横に向いたり後ろに反っていたら、警戒心や怒りがあるときです。

イライラしていることが多く、相手を攻撃する可能性もあります。

上から見るとイカに似ていることから、「イカ耳」と呼ぶこともあります。

あるいは、飛行機の翼のようにも見えることから、「飛行機耳」と言うこともあるようです。

怖いと耳が倒れる

恐怖時は、耳が倒れます。

危険を感じているので、耳を傷つけられないように伏せるのです。

相手に、自分を小さく見せるという意味もあります。


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